|
今日は会社の先輩がスズメバチの巣を駆除しに行くというから
付いて行きました。
先輩は白いカッパで私は緑のカッパで。。。
って白はもう無かったので。。。
先輩:『白じゃないと向かってくるけん離れちょてよかぞ!』
私:『よかですよ♪厚手のカッパだからケンも刺さらんけん!』
と息巻いたものの‥‥‥‥‥3分後。。。
私:『あの〜離れて写真撮っていてもよかですか?』
やっぱり緑はダメでした。。。
刺されはしないものの、緑のカッパを目の敵のように向かってきます。
つう訳で撤退!
先輩のお蔭で巣は除去できました。
一般の人は養蜂家はスズメバチにも精通していると誤解していますが、
私たち養蜂家が飼育しているのはミツバチです。
スズメバチに刺されると一般の人よりミツバチに免疫力がある分、
命が危ないらしいのです。
つうことでスズメバチの除去は私はパスします。
24時間かけなんとか福岡に到着〜。
朝五時位が一番眠くてヤバかった。。。
しかし北海道に位たらやっぱり暑いな。
無事に到着したことを仏間の爺ちゃんに報告して朝まで寝ます。
一旦下ろし、入り口を開放した巣箱を再びトラックに積み込み
青森を出発します。
ミツバチを乗せているのでノンストップにて九州を目指します!
到着予定は24時間後。
地元の人から沢山のリンゴを貰い、いざ出発!
品種は早生富士らしいです。
このリンゴも我が家のミツバチ達が受粉期したんです!
いよいよ九州に帰る日がきました。
主力のミツバチ達は北海道に残し、農家の人に貸し出す一部のミツバチと共に南下を開始します。
今年はシルバーウィークがぶつかって高速の渋滞が予想されるので青森にて宿泊する予定です。
私は人を使う立場なので休みが多いと困るのです。
給料は払わないといけないし、休みは増やさないとだめって。
う〜ん矛盾してないかな。。。
日本が世界に本当に誇れるのは進んだ技術や設備ではなく日本人の勤勉や労働意欲だと思うのです!
学生のころブラジルを一人旅したとき、現地の人から『日本人か?』と聞かれることが多かったのですが、何故そんな質問をするのかと理由を聞くと『昔移民してきた沢山の日本人は勤勉で本当に真面目に働いた!だから日本人は信用できる』とのことでした。
そのうち『日本人は怠け者で信用できない』な〜んて言われたりして。。。
名称【オオハンゴンソウ】
高さ2メートルになる大型の多年草。
7〜8月に道端、低地の河原に見られます。
もう花は散ってますが、父曰く、『花は散り際が蜜をふく』の名言通り
ミツバチもよく飛びついてますね♪
ちなみに北アメリカ原産の帰化植物です。
朝晩涼しいというより少し肌寒く感じられるようになりました。
もうすぐ長かった遠征も終わり、近々人間だけ一旦九州に帰る予定です。
今年は腰を悪くしたり、天候に恵まれなかったりイマイチの年でしたが、弟分含め大きな怪我もなく無事に終わりそうで安心してます。
んじゃぼちぼち準備といきますか!
北海道はすっかり秋の色に。
黄金草【セイダカアワダチソウ】をはじめミツバチ達の冬場の大事な餌になってくれる花々が咲き始めています。
今年の蜂蜜採りは終了しているので、今から貯める蜂蜜は冬場のミツバチ達の餌に♪
出来るだけ寒い冬にはミツバチを扱いたくないので、沢山集めてくるように。
みつばちの位置付けは家畜になります。
基本は『あそこは花が多いから蜂箱を置いてみよう』はダメなのです。
その地区の養蜂組合に『置いていいですか?』と議題に出してもらい、OKであれば組合から各都道府県に申請し許可が出て初めて巣箱が置けるのです。
もし許可がもらえれば、組合にその箱数に合わせ組合費を納入し、そのお金は組合運営費や蜜源増殖費などに使われます。
もしみんなが勝手に巣箱を置いたとしましょう。
蜜源は限られているので、蜂蜜も採れなくなるだけでなく、自分はちゃんと管理しているミツバチが近くの巣箱に行って病気や寄生ダニなどを持ち帰ってくる危険性も高くなります。
私たちも含め専門の業者は、各都道府県に移動後は必ず地元の家畜保健所から病気の検査を受ける義務があるのです。
ちなみに私たちのミツバチは最低年五回は検査を受けています。
どんな仕事を新しく始めるにしても、それまでのルールを無視し自分だけが良ければよいとの考えでは成功はしないし、先駆者が協力してくれるなんてないですよね。。。
|
|