藤井養蜂場の生産部メンバーによる奮闘日記。養蜂の仕事やミツバチ・蜂蜜の話など生産現場の様子をお伝えしていきます。
養蜂日記


今年最後の雪 09.12.31

ミツバチも本格的な冬を迎えて越冬の時期です。

今日の大晦日も雪が降ってミツバチ達は巣の中で固まっているようですね。

蜂箱の蓋裏に新聞紙と厚手の紙を挟んで、少しでも保温性を上げています。

今年もミツバチのお陰で年を越せました。 

今年最後の雪


ミツバチは家畜です。 09.12.21

前回のブログで【ミツバチの増群】って書きましたが、素人さんによくある間違いで『あそこに花畑があるから、または今いるミツバチをもっと増やしたい!』と自分勝手にミツバチを飼育してはダメなんですよ。

ミツバチは『家畜』としっかり位置付けがあるので、地元の養蜂組合に申請した上で各都道府県に届けるようになっています。

もちろん組合でダメな場合は、県にすら要望はあがりません。

もしみんなが勝手にミツバチを置いたり増やしたりすると、自分ではしっかり飼育しているミツバチが不許可の隣のミツバチから伝染病を貰ってきたり、ミツバチの数が多すぎて蜂蜜が採れなくなったり、様々な弊害が発生じる恐れがあります。

蜜源植物【主にレンゲやりんご】は養蜂家が農家さんと受粉を提携したり、または組合費の中から種を蒔いているのも沢山あります。
蜂蜜が採れる時期になって、知らない巣箱が近くにあったら頭にくるのは当然です!

ちなみに来年増やす予定の巣箱は、北海道と九州にてちゃんと増群の許可はとってあります。

あっ!国産蜂蜜を養蜂家から購入する時に『蜜蜂飼育許可証ありますか?』と聞いてみるのも良いですよ。

親切で自分の仕事に誇りを持っている養蜂家なら見せてくれるはずです♪

作成中の巣箱


初雪 09.12.20

ここ数日めっきり寒くなっちゃいました。

朝、目を覚ますと屋根には少し雪が積もってますが・・・・・・・・
今年は北海道で沢山の雪を見た私はたいしてびっくりもせず。

来年の増群の為、今年は巣箱を沢山作って庭に干していましたが
そこにもうっすらと積もってます。

来年はこの新箱にも沢山のミツバチを作らないと! 

雪が積もった巣箱

雪が積もった巣箱



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