藤井養蜂場ホームページ｜世界養蜂日記～2012年アルゼンチン編～

２０１２年１月１８日（水）
出発前夜

いよいよ明日から約1週間、アルゼンチンへ出発です。
今回の旅の目的は渡亜した日本人養蜂家に会い、
アルゼンチン養蜂の現状とより良き日本人向きの蜂蜜を探すこと！！
個人的には20年前に行ったアルゼンチンがどう変化したかが楽しみです。

２０１２年１月２０日（金）
カナダ到着

成田を日本時間PM8：00に出発し、13時間かけてカナダへ到着。（給油の為）
夜に出発したのに、着いたらまた夜です。時差10時間。
カナダの夜景

２０１２年１月２１日（土）
お久しぶりです

飛行機の中で約30時間を過ごし、やって来ましたアルゼンチン。
なんとアルゼンチンは夏なのですよ！
ダウンジャケット、どこになおそう・・・。

空港には親父（社長）のお弟子さんで私の兄弟子の「玉井さん」がお出迎えしてくれました。
この玉井さん、藤井養蜂場での修業が終わるとすぐに単身渡亜し、
現在はアルゼンチンで採った自分の蜂蜜を藤井養蜂場に輸出してくれています。
興味がある方はご購入を！！

２０１２年１月２２日（日）
車で移動

玉井さんの住む町ウインカレ・ナンコに向かいました。
なんとブエノスアイレスから600キロ。
真っすぐ1本道・・・・広れぇ～！

２０１２年１月２２日（日）
菊池さん

ウインカレ・ナンコに向かう途中、日本人養蜂家の「菊池さん」に会うことができました。
1966年に渡亜し、最も多い時には1万群のミツバチを保有していた大養蜂家で、
アルゼンチンでは珍しく移動養蜂を行っている現役バリバリの方です。
養蜂家のおっちゃんは、日本でもアルゼンチンでも皆元気！

２０１２年１月２２日（日）
多いやろ！

菊池さんとの食事で出てきたお肉。
美味しいのですが・・・・。
量・・・・間違っていないでしょうか？！
お肉の量がすごい！

２０１２年１月２２日（日）
メリロット＆あざみ

野草の花.
２０年前から同じ大切な蜜源植物です.
メリロットの花

２０１２年１月２２日（日）
一面ひまわり畑

そりゃ蜂蜜も沢山採れるはずだ！！
つうか、端が見えません。
絶景！ひまわり畑

２０１２年１月２３日（月）
ヌエバカリカの町にて

玉井さんと同様渡亜し、養蜂業を営む「及川さん」のところにおじゃましました。
実は及川さんに会うのは20年ぶり。
当時は200群だったミツバチが今では1000群以上に！！
及川さんの蜂場

２０１２年１月２３日（月）
覗いてみると

及川さんの蜂場へ行き、巣箱を見せてもらいました。
蜂蜜が沢山入ってる！！
天気もいいし、ミツバチもおとなしい。

２０１２年１月２４日（火）
アルファルファの花

これも20年前と変わらず大切な蜜源植物で、牧草によく見られます。
一面アルファルファ

２０１２年１月２４日（火）
お肉

もしかして、今夜のおかずでしょうか？
生肉を担ぐお兄さん

２０１２年１月２５日（水）
雨の中

玉井さんの採蜜をすることに！！
しかし・・・すげぇ雨が降ってます。
玉井さんもアルゼンチンに来て約30年になりますが、雨の中での採蜜は初めてとのこと。
それでも私たちのために特別にやってくれました。
有り難し。
雨の後玉井さんの蜂場

２０１２年１月２５日（水）
採蜜やってみます

持って帰ってきた蜜枠を玉井養蜂園の最新採蜜設備「ネオ・デソペル・グラドール」にて蜂蜜を搾ります。
アルゼンチンでの一般的な機械は熱で蜜ブタを切断するため、味が少し変化することがありますが、
この玉井さんの機械は熱を加えずに作業するため、自然の風味をそのままお届けすることが出来ます。
プラス、オールステンにて余計な鉄分が入ることを防いでいます。
まさに、私たちが求めていた日本人向けの蜂蜜です。
工場に持ち帰ってきた巣箱蜂蜜たっぷりの巣枠最新の大型遠心分離器