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団体名 杷木地域こだわり米研究会     会長 中村 正彦様

平成28年環境保全型農業推進コンクールにおいて、JA筑前朝倉の杷木地域こだわり米研究会が九州農政局長賞を受賞しました。
題名は
『ミツバチも喜ぶレンゲ米つくりについて』
3月22日に熊本市の熊本地方で合同庁舎で表彰式が行われました。
授賞理由は
★研究会の設営により美しい中間値の水田を維持
こだわりの米つくり研究会は平成21年から19名で減農薬・減化学肥料栽培に取り組み、
“ふくおかエコ農産認証”を取得することで環境に優しい米つくりを行っております。

●7月26日 朝倉普及センターはこだわりの米つくり研究会の方を対象に講習会を開催しました。講習会では、
 ・4月下旬に実施したレンゲの花の開花巡回の結果報告
 ・トビイロウンカ(害虫)、いもち病(カビの一種)の発生状況
 ・穂肥と害虫予防、駆除に関しての説明

★養蜂業者と連携したレンゲ栽培
普及指導センターの提案で、朝倉市にある藤井養蜂場からレンゲ種子を無料で提供してもらいました。
平成28年産米から8名が3.5ha(約10坪)でレンゲ栽培を開始。この事業により、減農薬・減化学肥料栽培・レンゲ栽培を合同で行う事で交付金の8000円/10aが貰えます。
10月頃3.5haにレンゲ種子の種まきを行い、4月下旬に普及指導センター・JA・朝倉市役所の担当者が現地を巡回し、レンゲが順調に成長していることを確認しました。
平成28年産はレンゲの発育が良かったため、植え付ける前に施しておく鶏ふんを100kg/10a減肥することで
肥料代(4.300円/10a減)ができました。

★日本で初のタフブロック導入(水稲消毒用の微生物防除剤)
平成27年に攪拌機でコーティングできるタフブロックを日本で初めて導入し、前は各自で行っていた種子消毒を共同ですることで
“農薬代の削減”“労働力の軽減”ができました。

 これらの活動を知り、講習会に参加した生産者からは
『5月上旬にはかなりのミツバチが蜂場にいた』 『肥料代と作業労力が大幅に削減できた』
『来年度は新しくレンゲの栽培を始めたい』 などの多数意見が出されました。
普及指導センターは関係機関と協力し、これからも環境に優しい米つくりを支援します。



満開のれんげ畑

レンゲの種まき

田植え

レンゲ米の収穫


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