本年のカンガルー島訪問時期は、昨年と同じ8月末であった。昨シーズンは春先気温が上がらず、菜の花はちみつの生産量はゼロで、お取り引き先に大変な迷惑をかけてしまった。
今年は、例年通りで菜の花の生育に問題はなく、ミツバチの状態も昨年よりはずいぶんよく、産卵も始まっていた。また、雨が多いことから、オーガニックはちみつの蜜源になるユーカリの生育には好条件で、今シーズンの生産量は期待できると表情が明るかった。但し養蜂家は希望的観測をいうことが多く、実際シーズン終了しないとわからない。日本では、今年は北海道の生産は表年で、豊作が期待され、8月中旬までは順調であったが、お盆過ぎの相次ぐ台風上陸で、一転して不作の年となった。つい最近のことで、当時の落胆はまだ尾を引いている。
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