例年と変わらず天候で生産量は左右されるも原料の確保はできると判断した訪問でした。その後、2019年雨が降らず乾燥で生産ができないとの報告が来ました。これを受けて、原料が入荷せず、お取引先様へ商品の一部供給停止に至りました。その後、多少の降雨に恵まれ例年より生産量が少ないものの、一部原料が入荷しました。
 12月、かつてない森林火災の火種が12月20日に確認されます。場所が保護地区(人が入れない)であったため、消化しなかったことが、1月島の半分以上の消失につながります。この時点で、森林火災前に生産されていたオーガニックはちみつを輸入できたことが幸いでした。ただし、価格については、生産者の被害があまりにも大きいため、考慮を加えた価格の取引をしました。


 生産者はミツバチを約半数失い、フィールドにあったはちみつ(巣箱の中のはちみつ)20トンも失いました。生産者である息子さんは家も焼失しています。
 2020年3月時点の現在、森は再生に向けて動いています。はちみつが生産されるまでは数年、森の再生は7年ぐらいかかると聞いています。ミツバチの被害が大きく、運よく助けられた巣箱では、女王バチが産卵しなくなったり、また蜜源が全くありませんので、生産時期にも関わらず、給餌しなければならない状況です。
 養蜂家はミツバチ群の再生に向けて今後ものすごい忙しい時期を過ごさなければなりません。
体を壊さないように、頑張ってもらいたいものです。




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